60歳からのドゴン族入門。 アフリカ、マリ・・・ドゴン族の村へ。 ・・・・・自然・文化の二重世界遺産へ。 2021-01-15T02:37:13+09:0060歳になって定年退職し、数年前から心に引っかかっていたアフリカ、マリ国、
ドゴン族の村へ、一人旅を計画しました。JUGEM11日目 ? バマコの鉄道駅:今日が最後のアフリカhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=732009-03-17T11:12:06+09:002009-03-17T02:12:06Z2009-03-17T02:12:06Z日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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そして、今日はマリ最後の日で、本日夜パリへ向けてアフリカを離れます。また、夜にはアダマが迎えに来て、空港まで送ってくれる事になっています。
今日は最後のバマコを楽しむために、繁華街をぶらぶ...usaginailバマコ日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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そして、今日はマリ最後の日で、本日夜パリへ向けてアフリカを離れます。また、夜にはアダマが迎えに来て、空港まで送ってくれる事になっています。
今日は最後のバマコを楽しむために、繁華街をぶらぶらし、鉄道駅を見に行ったりしました。
しばらくいなかっただけで、何となく街並みが懐かしい。
パリダカで有名なダカールとこのマリのバマコの間を週1−2本の国際線が走っている。
何かのブログで、マリでマラリアにかかり、日本大使館がないので、とにかくたまたまあった国際線で半死半生でダカールまで到着し、生き残った話を読んだ事があります。
その鉄道駅、趣があります。アフリカ唯一?の国際線かも知れません。時間は1日半から2日だそうです。本当は、ゆっくりこの鉄道にのってダカールまで行きたいところです。(ダカールには仕事で行った事があります。)
立派な国際列車駅、と言える、か?
すり減った石畳風・・何か、良いですねぇ。
ホテル、ブッフェも列車が走る時には生きている、のか?
駅の構内は人があまりいない。写真を撮っていると、奥のほうから、「写真を撮ってはだめだ」との声が聞こえる、面倒なので逃げる。
ああ、鉄道に乗って、2日間ほどの、ダカールまでの(多分)むちゃくちゃな旅行をしたい、と切に願った、が今さら無理だ。
ふらふらとバマコの最後の散歩をし、ホテルでビールを飲み、小さな庭を楽しむ。
先日入ってきた2-3人の日本人の若者に、夕方、「夕食でも一緒に食べませんか?」と聞かれ、バタバタしていたりして、断る(断らなければ良かったかなぁ・・・?なんだかめんどくさくて・・・)。いいなぁ、あんな若い時にマリなどに来れて、と、うらやむ。何してんだろうなぁ、と想像する、アフリカとか、辺境が慣れた感じの若者たち。
そして、きちんと時間通りにアダマが来て、空港へ、暗い空港の中、アダマと別れ、さらばマリ、である。
このショットは、ドゴンに行きがけのバスの停車所でアダマに撮ってもらったもの。
そんな昔ではないのに、今日本にいる自分を見ると、ずいぶん若々しい感じがする、(ちょっと若すぎる映りですが・・)。でも、元気で、楽しそう。
後に見えるバスがチンタラなバスのソマトラ。
そして、翌日早朝、まだ暗いパリの空港に到着、マリ、ドゴンの旅行は終わりました。
天気は良くない、パリ・シャルルドゴール空港、文明国に帰って来てしまった。
あーあ、終わってしまった・・・・・。もっと長くいれば良かったのかなぁ・・・でも、やはり疲れ気味だし、こんなところかも。
これから、パリで2-3日、美術館巡り三昧をして、日本に帰る予定です。
アフリカ、終わり
]]>10日目 ? バマコ:夜の音楽巡り−サントロhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=722009-03-13T12:17:38+09:002009-03-13T03:17:38Z2009-03-13T03:17:38Z日記ジャズ、ゲーム、アートへ
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次には、伝統音楽を聴きに、「サントロ」に向う。
観光客も多い高級レストラン、との事、こっちの目的は、そこで演奏される一流の伝統音楽です。
夕食は食べていたので、そこでは果物のジュースだけをオー...usaginailバマコ日記ジャズ、ゲーム、アートへ
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亀の夢の庭へ
次には、伝統音楽を聴きに、「サントロ」に向う。
観光客も多い高級レストラン、との事、こっちの目的は、そこで演奏される一流の伝統音楽です。
夕食は食べていたので、そこでは果物のジュースだけをオーダー。
できるだけ、ステージの近くの席を占める。
二人の演奏が互いに絡まりながら延々とやさしく続く。
コラの音がやさしく響く。柔らかく、心を静めるような音です。
基本的に外人観光客の店のよう。アダマはこんな高級店に入れてありがたい、との感想。
今の音楽が聞けるのか、と期待していた「アリアビバ」は本日は閉まっていました。
残念。
]]>10日目 ? サリフ・ケイタに会ったhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=712009-03-08T11:40:20+09:002009-03-15T11:23:12Z2009-03-08T02:40:20Z日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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モフーに到着すると、店は真っ暗で、その前に数人の若者がたむろしている。
暗い、周りにスタッフなのかわからないが若者がたむろしている。
アダマが何か話していて、結局、今はサリフ・ケイ...usaginailバマコ日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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モフーに到着すると、店は真っ暗で、その前に数人の若者がたむろしている。
暗い、周りにスタッフなのかわからないが若者がたむろしている。
アダマが何か話していて、結局、今はサリフ・ケイタが新しいアルバムのレコーディングで、店は2週間休み、との事。
しかし、「レコーディングの合間に会えるようにできるかも。」との事なので、とりあえず暗い店の中に入ってみることにした。
モフーである。
木彫がのっと立っている。
横笛を吹いているデザイン。
入ってみると、かなり暗い中、ソファに座っていると、飲み物のオーダーに来る。つまり、ステージはないけれど、座って飲むくらいはできる、ということらしい。
暗くて良くわからないが、背の高いスリムなモデル風女の子(黒人の女の子は皆なそうかな)が注文を取りに来たり、飲み物を運んで来たり、他にも少々客が居るようだ。
薄暗くて、営業していない、と思う。でも、ウェイトレスが居て、注文を取りに来る。
しばらくしても、会えると言う話が来ないので、そろそろ帰ろうか、とアダマに言うと、「ちょっともう一度聞いてくる。」と言って姿を消す。
「今、レコーディングの休憩になって、中庭で会えそうだ、行こう。」という事で後についてゆく。
「いた!」
特にサリフ・ケイタのファンというわけではないが、音楽ではジャズが一番好きで、その次が民俗音楽とか、ワールド・ミュージックなので、サリフ・ケイタの音楽もかなり聴いていて、こんなところで会えるとは、嬉しい。
マネジャーらしい男とケイタはガーデンチェアのようなものに座っていて、アダマが私のことを紹介している、後で聞いたが、「ケイタの大ファンで、来日公演にも行った日本人である(公演には行った事がないが)」と。
ちょっと軽い挨拶をして、写真を撮って良いかと聴いて、まず一枚。
暗くて、写真がぶれています、が、確かに、サリフ・ケイタ。
そして、ついでだからと、一緒に撮っても良いか、と聞いて、アダマに撮ってもらった。
うーん、大収穫。日本に帰って自慢できるぞ、とミーハーです。
私は、ちょっと若く写り過ぎ。
余り邪魔するのも悪いので早々に、お礼を言って、引き上げる、入り口で、たむろしているお兄ちゃんに「ケイタのCD買わないか?」といわれたが、「要らない」と割り切り発言。
次のターゲット、古典音楽を聴きに、高級レストラン「サントロ」へ向かう。
]]>10日目 ? 帰りのバスは超快適http://dogon1.jugem.jp/?eid=702009-03-02T14:24:29+09:002009-03-02T05:24:29Z2009-03-02T05:24:29Z日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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いよいよバマコに帰る日が来た。
朝は、5時起き。朝食は5時半、なのにアダマが来ない。
やっと来たが、タクシーを捕まえようとして、結局2台来てしまった。そして、乗り場へ。
バスは6時半出発...usaginailドゴンへ日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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いよいよバマコに帰る日が来た。
朝は、5時起き。朝食は5時半、なのにアダマが来ない。
やっと来たが、タクシーを捕まえようとして、結局2台来てしまった。そして、乗り場へ。
バスは6時半出発予定、6時前にバス停に着いたのですが、結局実際の出発は7時10分でした。少々の遅れですが、問題ないレベルです。
さすがにアダマは来がけの失態があったので、慎重な対応をしていた。
来がけのバスと同じだろうと、うんざりしながら乗ったのだけれど、これは違う!
まず、バスの室内がキレイ、途中いい加減に止まらない、非常に快適に走る。
おお、何と言う違いだ、と大感激。
12時前にはセグ着、16時にはバマコのバスターミナル着、そして、ターミナルからはアダマ自慢の超高級革張りのトヨタ・ランドクルーザー4x4で16時半には宿泊ホテル、のLafia着、と言うスムースさ・・・、驚きでした。
バス会社が行きとは違って、BANI Transport。皆さんもマリなら、このBANIのバスを使うべきですね。
バス会社によってこんなに違うのか、と驚き。
アダマの仕事はこれで終わったのですが、アダマに今夜も別契約で付き合わないか、と持ちかけて、夜のバマコを案内してもらう事にした。
どこに行くかと言うと、日本出発前から、相談していた、この宿泊地LAFIAのオーナーで日本在住のデコさん(女性です)から、バマコの夜の音楽概論、を聞いていたので、ざっと、ラフに次を回ることにしていました。
1.モフー:あのサリフ・ケイタのスタジオ兼お店(モフーと言うアルバムもある)
2.サントロ:高級レストランだが、伝統音楽、が聴ける。
3.アリアビバ:現地の音楽クラブ的らしい。
そして、行ってみると、モフーの店はレコーディング中と言うことで、営業無く、がっかりしたのでしたが、そのレコーディングの休憩時間に、サリフ・ケイタは遠く日本から来た、と言うのでサービス満点、中庭で会ってくれました。
が、これは次回に。
真っ暗な中に「モフー」の文字が浮かぶ。特にサリフ・ケイタの大ファンと言うわけではありませんが、ワールドミュージックとして良く聞いています。
]]>9日目 ? モプチ周遊:アダマの食事代の秘密がわかった。http://dogon1.jugem.jp/?eid=692009-02-17T11:20:52+09:002009-03-02T05:30:17Z2009-02-17T02:20:52Z日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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朝起きて、今日は一日、モプティの見物である。基本的にこの川の中に島などがあり、この川で遊ぶのと、陸側のいわゆる町をぶらぶら観光する、コースらしい。
これは貸切のボートである。最初から...usaginailマリへ日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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朝起きて、今日は一日、モプティの見物である。基本的にこの川の中に島などがあり、この川で遊ぶのと、陸側のいわゆる町をぶらぶら観光する、コースらしい。
これは貸切のボートである。最初から観光代に入っていた。
貸切のボートに乗る、川の中に、いろいろな島や、ある岸辺からの村などがある。
動物園もある、って言っても、これはひどい代物だった。
まあ、川をうろうろ行ったり来たり、島に上がって村を見たり、まあ、それなりにのんびりして、悪くはない。
かなりかわいい島。
町ものんびり散歩する。例の泥のモスクもたくさんある。
川から見れるのもある、まあ、モスクなので当然たくさんあって、みんなやはり似たデザインだ。
新しそうなモスクが町にはある、当然ですね。
どこでも夕焼けがあり、美しい、これはある島での夕日、そろそろ帰ります。
夜ご飯は、港近くの新しいレストランで、アダマは「前来た時はなかった。」と言い、そこに行ってみよう、との事でした(Cafe Bissap=葉と言う意味らしいです)。
こぎれいなレストランで、それなりのパスタ系の食事をし、アダマはいつも現地食を食べ、一つ強烈なのはアルコールではない、と言いながら飲んだジュースが強烈だった事、なんて表現してよいかわからないが、強烈な刺激を与えるノンアルコール飲料、を飲んだ。
で、食事後の請求書がテーブルに来たとき、アダマが、ショックを受けていた、つまり、アダマが食べたものも請求書に載っていたらしい。
それまで、いつも不思議に思っていたのだが、食事をしても、請求書は私の分だけで、一緒に食べるアダマの分は載っていない。
つまり、ガイドの食事代は常に、そのお客の勘定の中に織り込まれている、のが当たり前のシステムだったのだ、が、この時は、新しいレストランだという理由かどうかわからないが、別にアダマの分も数字になって、請求されてしまったのである。
アダマはしばらく驚き、嘆いていたが、「わかった、払うよ。」と悔しそうに言い放ったので、「いいよ、俺が払っておく。」と窮地を救ってやった。
私にしては大した金額ではないが、彼にとっては、かなりの痛手だったのです。
]]>9日目 ? 一気に川の町「モプティ」へ向かうhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=672009-01-18T22:15:44+09:002009-01-18T13:15:44Z2009-01-18T13:15:44Z日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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むちゃくちゃに面白いサンガの町を離れるのに、アダマが用意したのは、行きのメルセデスとは大違いで、かなり大きな1ボックスのバンでした。まあ、動けばよいので文句はない。何かアダマが言っている...usaginailドゴンへ日記毎日ジャズ、ゲーム、アートへ
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むちゃくちゃに面白いサンガの町を離れるのに、アダマが用意したのは、行きのメルセデスとは大違いで、かなり大きな1ボックスのバンでした。まあ、動けばよいので文句はない。何かアダマが言っているのだが良くわからない。数回聞きなおしてようやく分かりました。バンディアガラの町まで行くのだが、便乗させてほしいと言う人が2人いるが、便乗させて良いか、と聞いているのだ。柄にもなく丁寧に婉曲に言うので、アダマが何を言いたいのかわからなかった、と言う事でした。
「ノープロブレム」
SangaからBandiagaraへ
そしてバンディアガラでブッシュタクシーに乗り換えてモプティまで一気に走る。
モプティは川の町です。多くの船が川の港に並び、市場にもなっている。陶器も有名みたいで市場のようなところに並んでいます。
今日はここに一泊し、明日もモプティを遊び、明後日にバマコに帰る。
エアコンも蚊帳もある、立派なホテル。
夜中に目が覚める、なかなか寝られなくて、何かお腹がすいて、インスタント(マジックライス)のピラフを食べる。お湯を入れて15分でOK。悪くない。
そして、いつもの朝食。
]]>あけましておめでとうございます。 2009年お正月http://dogon1.jugem.jp/?eid=662009-01-03T11:27:12+09:002009-01-03T02:27:12Z2009-01-03T02:27:12ZJUGEMテーマ:旅行
あけましておめでとうございます。
とうとう年が明けてしまいました。
このブログなどとっくの昔に終了していなければならないのに、結局まだ多分4分の1くらいが残っています。むやみに何故かしら忙しく、プラス怠惰です。
が、新年のご挨拶で...usaginailマリへJUGEMテーマ:旅行
あけましておめでとうございます。
とうとう年が明けてしまいました。
このブログなどとっくの昔に終了していなければならないのに、結局まだ多分4分の1くらいが残っています。むやみに何故かしら忙しく、プラス怠惰です。
が、新年のご挨拶です。
単に今の状況と希望を述べただけですね。どこか良い木を一本、誰か貸してくれたらなぁ、などと夢想しています。
]]>9日目 ? サンガのおみやげ屋http://dogon1.jugem.jp/?eid=652008-11-16T15:31:12+09:002009-01-03T02:34:01Z2008-11-16T06:31:12ZJUGEMテーマ:旅行
こうやってサンガをうろうろしながら、アダマが雇ったはずの車を待つ。
アダマはサンガのはずれにある土産屋に連れて行く。
気に入ったら買え、いやだったら止めろ、がアダマの公式な見解である。(つまり、俺はお前に買わせようとしているのではな...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
こうやってサンガをうろうろしながら、アダマが雇ったはずの車を待つ。
アダマはサンガのはずれにある土産屋に連れて行く。
気に入ったら買え、いやだったら止めろ、がアダマの公式な見解である。(つまり、俺はお前に買わせようとしているのではない、と言うことです。)
じっくり見ていると少し気に入ったものが発見されてくる。
これは幾らだ?と天秤のような金属の人形を示す、ととんでもない数字が飛んできた。
おもしろいデザインです。
本当にテリムが作ったものかはもちろんわからない。
「これはテリム族が作ったものだ」テリムと言うのはこのドゴンが来る前に。外敵から防御するために、この断崖の垂直な壁に穴を掘って住んでいた別名ピグミー(小型人種であのピグミーとは違う、はず)である。だから古いのだ、と言っている。
はっきり覚えていないが10万CFA(約2万円)近かったと思う、首をすくめて、離れると、「幾らなら買うか言ってくれ」と迫る。
でも私には「5千CFA(約1000円)」という勇気はない。もういいや、と言う感じでいると、アダマが問う、「幾らなら買うのか?」
「5千CFAレベルだから、言えない。」
「言ってみれば良いよ。」
「ちょっと安すぎるだろう。失礼すぎると思う。」
「大丈夫だよ。言ってみれば。」
「じゃあ、5千CFA。」通常は半分からスタートするのが掟だが。
売手は少しの間黙っていた、私は怒りだすのではないかと思ったが、そのまま待つ。
彼は、いろいろ来た道、行く末を考えて結論を出したらしい「1万CFA」
「OK、いいよ。」で1万CFA(約2千円)・・・私も甘い人間に違いない、1万CFAでも敵の予想どおりかもしれない。
次の店に行くと、仮面が多い、ここには実物大と異なって、飾り用的な小さな仮面がありしかもそれは実用品でない、デザインが施されているように見えた。
なかなかのデザインだと思う。
ウサギベースだが、色使いもかっこよい。
なかなか格好良い、これは誰がデザインしたのか?と聞く、「自分である」と答える、おみやげやの親父と思っていたので、「あなたはデザイナーとか彫刻家なのか?」「そうだ」と答える、「どうして仮面などをデザインして彫るのか?」
結局彼は本物の仮面を彫る人間で、余暇に飾り用の仮面を作り自分の店で売っているという訳だ。
もう一つ、同じような大きさで牛の仮面も良かったのだが、何故か買わなかった。
それと、村のおばさんたちがつくるゴム草履などから作る人形を買った、
大体において、ゴム草履とか、車のタイヤを割いて、村のおばさんたちが作るダンサー達。
何かユーモラスでおもしろい。
2個で5000CFA。
ようやく、車が来たらしい、びっくり・・・乗用車ではなくかなり大きな小型バスである、と言うか人と荷物を運ぶ小型バス並みに大きな車だ。
]]>9日目 ? 崖上のサンガhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=642008-10-27T12:34:00+09:002008-10-27T03:43:33Z2008-10-27T03:34:00ZJUGEMテーマ:旅行
この崖上から次の町サンガへ歩きました。サンガでは、アダマが車を手配しているはずで、今日はサンガからバンディアガラへ、そしてブッシュタクシーを捕まえて、モプティまで一気に行く予定です。
サンガは有名な地で、このブログの冒頭で紹介した...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
この崖上から次の町サンガへ歩きました。サンガでは、アダマが車を手配しているはずで、今日はサンガからバンディアガラへ、そしてブッシュタクシーを捕まえて、モプティまで一気に行く予定です。
サンガは有名な地で、このブログの冒頭で紹介した有名な本、「青い狐」のベースになっている民俗学的調査はこのサンガ及びその周辺の地域が主になっている。
まるでダリの絵のよう。
また、アダマに言わせれば、ここのダンスがティレリよりも良い、との評価であり、崖の上だから、何となく落ちる、と言うものではなく、ただやはり文明的な電気の供給などで事情は異なる事になっているのだろう。
さすがにサンガは強烈だった。
まず、これはオゴンの家。写真を撮ることが許されなかった(或いは金が必要だったからだったか?)ので、スケッチしたもの。丸で悪魔の家のような感じである。
オゴンの家である。
オゴンとはかなり難しいのですが、昔からの村の結束の象徴のような存在、或いは宗教的な長、の気がします。
皆に選ばれた人で、生涯独身で暮らし、一生風呂(と言うかシャワーなど)に入らないで、1人の女が世話をして食事などを供給する。争いごとなどを調停していたと聞いたはずです。ティレリで、アダマに連れられて、村のオゴンの住む家まで、崖の下辺りだったが行った事があります。小さな3畳くらいの四方が開放された家に住んでいて、にこにこした人当たりの良い老人が1人座っていた、生涯独身を通さなければならないオゴンはちょっとかわいそうな感じがした。
これは何だったか?これこそまるで悪魔の家ですね。
サンガの建物はおもしろく、でも残念ながら余りゆっくりしておられず、出発せざるを得ませんでした。
呪い師、だったか、医者だったか、同じかな、窓みたいな出っ張りの棚にはいろいろな薬がおいてある。
これもお医者かも・・。
いやー、魅惑的な家ですね。
この写真を撮った理由は、サンガの町なのだが中央に小さく見えるバオバブは実は今まで見たうちで最大のものだったので・・・。
]]>9日目 ? 崖を上って、・・ :神話と青い狐http://dogon1.jugem.jp/?eid=632008-10-24T12:00:56+09:002008-11-04T04:05:14Z2008-10-24T03:00:56ZJUGEMテーマ:旅行
崖を昇り切ってすぐ、例の、うわさに聞いた、青い狐の足跡うらないの現場が見えました。このように地面を四角く区切り、餌を撒いて、翌朝そこに来た狐の足跡によってうらないをする、のです。
まさしくこれが青い狐のうらないである。
この狐...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
崖を昇り切ってすぐ、例の、うわさに聞いた、青い狐の足跡うらないの現場が見えました。このように地面を四角く区切り、餌を撒いて、翌朝そこに来た狐の足跡によってうらないをする、のです。
まさしくこれが青い狐のうらないである。
この狐というのは、ドゴンにおいては単なる狐ではないのです。ドゴンの神話の創世記辺りに登場します。全宇宙に初めから存在していたアンマがフォニオ(今でも存在する小さな実の穀物)を作り、そして最初に二重の胎盤の上に創った4匹の言葉を与えられたなまず=人間の形象をしたもの、の内の一匹、月足らずで生まれ出たオゴのなれの果ての姿なのです。
オゴが天上からの脱出に使用した箱舟。2つある内の1つの胎盤で出来ている。
オゴが創られた時、続いてアンマから与えられるはずの双子の妹・妻を待ちきれず、胎盤などに探しに行き胎盤を荒らし、また胎盤の一つを箱舟として使って天上から地上に脱出し、胎盤を大地に変えてもらい、更に大地の中に妹・妻を探す。それは最初の畑であり、また胎盤の大地を探るのは母との近親相姦であり、アンマの失敗作アカシアの種(シュールですね)と共に・・・・と壮大な神話を書き出すと大変ですので、止めますが、とにかくオゴは、アンマの失敗作アカシアの種と共に、地上を荒廃させ、不浄な品種を出現させ、最初の死を創り、でアンマは地上を刷新し、新しい地上を作ることを決意する。
その際、オゴはユルグという一種の狐(これが青い狐)に変えさせられ、言葉を失い、足跡だけで、神の秘密を人間に漏らすうらないを行うようになった。
もちろんドゴンの神話がわかっているわけではありませんが、非常に複雑に絡み合い、すべての成り立ちを説明しようとしているのはわかります。
両性具有から雌雄の分離へ、天上から地上へ、耕作の起源、割礼の起源、死の起源などなど、世界の成り立ちがストーリーが進むに従い、説明付けられます。
で、これがそのユルグの狐の占いです。
]]>9日目 ? イレリから崖を登って文明社会へhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=622008-10-18T15:49:53+09:002008-10-18T06:49:53Z2008-10-18T06:49:53ZJUGEMテーマ:旅行
ダンスが終わってそのまま、崖を登って、崖の上の文明社会へ復帰する。
あまり、道はない、大きな岩がある、岩をグルッと回ったり、あるかないかの細いスペースをひやひやしながら、登る。右側はそのまま下に落っこちてゆく。
振り返って今来...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
ダンスが終わってそのまま、崖を登って、崖の上の文明社会へ復帰する。
あまり、道はない、大きな岩がある、岩をグルッと回ったり、あるかないかの細いスペースをひやひやしながら、登る。右側はそのまま下に落っこちてゆく。
振り返って今来た道を撮ったところです。
ちょっと怖いが、それほどのところではない。でも油断すると危ないかも。
体力的には、最初降りたノンボリを登るより、多分楽でしょう。
]]>9日目 ? イレリのダンスhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=612008-10-06T12:31:43+09:002008-10-17T00:25:04Z2008-10-06T03:31:43ZJUGEMテーマ:旅行
昨夜、30000CFAを支払って、今朝はこのイレリ村のダンスが見られる。終わったら更に30000CFAを支払う事になっています。
朝早く、地平線から太陽が出るところを狙ってみました。
地平線ってほとんど日本にはないからね。
朝...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
昨夜、30000CFAを支払って、今朝はこのイレリ村のダンスが見られる。終わったら更に30000CFAを支払う事になっています。
朝早く、地平線から太陽が出るところを狙ってみました。
地平線ってほとんど日本にはないからね。
朝8時から、と言うので、アダマと共に、この村を出発する準備をして、広場に向った。
広場に行くとまだ誰もいないが、取り仕切りの男に、どこから見るかを尋ねられました。
既に朝日は厳しく広場に照り付けていて、少し高い所にあるトグナか、広場にところどころある日陰か、どちらが良いか、と言うわけです。
また、時々下に降りれば良いや、と考え、トグナを選ぶ。
ところが、8時を過ぎてもダンスが始まらない。
アダマが報告に来た。
「7時半には準備が出来たのだが、ダンスのチーフが急病になり、今治療中なので待って欲しい、と言っている。」
待っている内に、西洋人の団体が、しかも2団体が広場に来て、かなりの大集団で、一緒に見られると、雰囲気が台無しだ。
が、こんどはその団体が去るのを待つ、と言うのでさらに遅れる。
やっと始まる。
そして、始まったが、正直、少々せこかった。人数が少し少ないし、あの長いシギのマスクがいないし、時間が短いし、「うーん、ちょっとね。」と言う感じです。
この上に見えるトグナから見ていました。
が、まあ、ドゴン2度目のダンスを見る、と言うのに意味がある、ので、あまり問題とは思っていない。
ダンスが終わって、村の代表が、謝りに来た。
「今は穀物の借り入れ時期で、基本的にダンスに参加できる人数が少ない、さらにチーフの急病でその看護に人手を取られて更に少なくなり、今回はダンサーが少なくなってしまった、大変申し訳ない。」との事。
まあ、ワンチャンスだから、そんな事もあるさ、ちゃんと、村長らしい年寄りが生真面目な顔をして、謝りに来てくれたので、その律儀さでOKです。
そうして、そのまま、崖の方へ向い、この崖を登って、ドゴン地区から去って、崖上の文明社会に復帰する事になります。
]]>8日目 ? ティレリ出発、今日の寝場所イレリへhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=602008-09-13T10:26:17+09:002008-09-13T01:26:18Z2008-09-13T01:26:17Zそのオアシスを離れて、本日の寝場所の村に行く。イレリ。
ここは、大きな村、或いは大きな宿だった。
たくさんの旅行者が集まり、例えばバスツアーの人々もこの宿に泊まっている。
多分、80−100人が泊まっているのではないだろうか。
またも、嬉しい事に屋根...usaginailドゴンへ
ここは、大きな村、或いは大きな宿だった。
たくさんの旅行者が集まり、例えばバスツアーの人々もこの宿に泊まっている。
多分、80−100人が泊まっているのではないだろうか。
またも、嬉しい事に屋根無しのスペースに蚊帳を張れた、しかも、入り口から宿に入って来る階段の途中から右手に伸びてポコッとできた一人用のスペースで、楽しい。
シャワーまである!!シャワーは4室くらいが区切ってあって、上には大きなポリタンクがあって、そこから、コックをひねると自然落下で水が落ちてくる。
しかも、夕食時には、テーブルに山小屋のようにランタンが置いてあって、ここは結構プロの宿、と言う感じです。(ここで初めて気づいたのだけれど、油とかろうそくを使ったランタン風の明かりをどうして他の宿も使わないのだろう)
ここの写真が殆どありません。きっと、明日からの旅に備えて、電池を節約したのでしょう。
これはトグナです。どの村にも必ずある、激昂して立ち上がらないように天井を低くした会議室です。
ここで、せっかくドゴンへ来て、もう明日はこのドゴンの平原から崖上の文明国に帰るのだから、もう一度ドゴンダンスが見たい、と思い始めた。
で、アダマにその旨言うと、「わかった、アレンジする。」
「OKだ、ダンスの定価は6万CFAで、今晩手付けで半分の3万CFAを払い、明朝ダンスが終わって、更に残りの3万CFAを払うことになる。」
アダマは迂闊にもダンスの現地値段を出してしまったようだ。最初、日本からこのエージェンシーと価格交渉して、ダンスは約7万5千CFAだったので、今回定価として6万CFAとの事なので、約25%のコミッションを取っていたことになる。この6万CFAにも普通ならコミッションが入っているはずなので、アダマが幾ら取ったのか知れ無いが、もっとコミッションを取っていたのかわからない。
でも、そんな事はどうでも良い、とにかくたかが13000−15000円で村のダンスが楽しめるのだから。
]]>8日目 ? ティレリ出発、午睡のオアシスへhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=592008-08-28T22:18:07+09:002008-08-28T13:18:07Z2008-08-28T13:18:07ZJUGEMテーマ:旅行
3回ほど、横道にそれました。旅の続きです。
ティレリの我々の宿を出発して、歩き始めると、昨夜遅くまで太鼓が聞こえてきた村の方を通ります、また、今日も朝からドラムの音が聞こえ、ダンスを行なっている様子が推察されます。
そして、他の村...usaginailドゴンへJUGEMテーマ:旅行
3回ほど、横道にそれました。旅の続きです。
ティレリの我々の宿を出発して、歩き始めると、昨夜遅くまで太鼓が聞こえてきた村の方を通ります、また、今日も朝からドラムの音が聞こえ、ダンスを行なっている様子が推察されます。
そして、他の村の入り口にはバスが止まり、団体客が乗り込んでいます。このような集団では、ダンスが少々高かろうと、問題ありません(1回の価格は1人でも100人でも同じです)。でも、やはり、バスでゆっくり来て、ダンスを見て帰る、旅には疑問をいだかざるを得ません。
そうして、村を離れ、また、テクテク、テクテク、と草原を歩きます。
やがて、本日のランチ、休息場所にやって来ました。崖の下の村ではなく、平地に広がるオアシスのような場所です。こんな所もあるのだ、まるで、砂漠のオアシスの感じです。
(何しろドゴンの地域を抜けるまで、充電できる設備が皆無なので、カメラの電池の限りなので、カメラで撮る枚数を極力少なくしています。電池に対して考えが甘かったです。)
実際はもっと緑が多くて、横になれる椅子があって、ビールを飲みながら、うとうとと木陰で昼寝をしました。写真がこの一枚だけでした。
ここには、木陰とゆったりした椅子があり、暑さが少しおさまるまで、昼寝をしたりして過ごします。
お土産なども売っていて、このドアもその一つです(ちょっと持って帰れない)。
このドアは一般的に良く見かけるものですが、そもそものドゴンの成り立ちを表しています。
アダマから聞いた話は、次の通りです(ちょっとうろ覚えで、扉の絵と合っていない?)。
8世紀エジプトから4人のドゴン祖先がガーナ帝国へ移動し住んだが、ガーナ帝国では年に1人の処女を捧げるので、それが嫌で脱出、バマコの近くのマテディに至る。そこでも規則が変わって、従わないなら出て行けとのことで、40年ほど住んでいたが出て行く。
そうしてドゴンへ来た。
もっと長い話があったのですが、そして、扉の絵の一つ一つにその理由とお話しがあったのですが、メモしたのは以上でした。
]]>続きになりますが、前回のセグのバンドがNHKのBSに出ていたhttp://dogon1.jugem.jp/?eid=582008-08-17T10:14:40+09:002008-08-17T01:14:40Z2008-08-17T01:14:40ZJUGEMテーマ:旅行
昨日、2008年8月16日BS2で「世紀の歌声、東アフリカ・推定95歳の歌姫」の番組があったので、内容はよくわからないが録画し、本日朝早くそれを見ました。この主人公であるビ・キドゥデ(ヒルデばあさん)は若いころから歌い始め、今推定9...usaginailセグーJUGEMテーマ:旅行
昨日、2008年8月16日BS2で「世紀の歌声、東アフリカ・推定95歳の歌姫」の番組があったので、内容はよくわからないが録画し、本日朝早くそれを見ました。この主人公であるビ・キドゥデ(ヒルデばあさん)は若いころから歌い始め、今推定95歳(自称113歳)でも、ワールドミュージックの第一線で歌っているという、すごいばあさんなのですが、この歌が素晴らしい、ビリーホリデイに負けない偉大な歌手である(もちろんアフリカとアラブとヨーロッパとアジアが混じったバックのバンドの面白さとのミックスである:ここでは日本の大正琴が定番の楽器です)。
何という説得力のある歌だろう。ビリーホリデイやアマリヤ・ロドリゲスのように。
が、本題はそれではなく、この歌手が住むザンジバル(アフリカの右端の辺りタンザニアが海に面しているところ、一度行ったことがある、昔からインド洋の基点として、アフリカとアラブとアジアの混ざり合った魅力的な地域である)の毎年2月行われる「サウティ・ザ・ブサラ音楽祭」に毎年のことだが招待され参加した時の話である。ヒルデばあさんが出番前、他のバンドを聞いていた時、良いバンドだとしてばあさんはおひねりをあげるのだが、そのバンドが前回紹介したマリのセグのバンドだった。あのアルバムは、昨年のイヤー・オブ・ザ・ワールド・ミュージックを取ったというワールドミュージック界、今最高の注目バンドだそうです。
写真に写っている4人組に女性の若い歌手が加わり、ヒルデばあさんはステージの上の歌手を呼んで耳打ちする。ヒルデばあさんが「良い歌手だ」と認めたのであろう、助言をするのだ。
踊らないで歌えとも言っているのだろうか。
1.歌手は遊びでやってはだめだよ。
2.偉大な歌手はうろうろしながら歌ってはだめだ、一箇所に決めて歌え。
実は、ばあさんのスワヒリ語を若い歌手はわからないのだが、敬意を表して、うなずき、テレビは「意が通じたのか、先ほどとは異なり、歌手は一箇所で踊りながら歌っている」と言っている。
でも、すごいのはこのヒルデばあさんの歌である。まさに、ビリーホリデイと同等の説得力があるのだ、是非。
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